私の好きな作家紹介
ジェームス・タレル
(James Turrell、1943-)
-光そのものを作品にしている現代美術家-
「私は光の明度を低くすることを好みます.人をオープンにすることを
促すからです.そして人がオープンになったとき,感情は目から接
触のように流れ出します。」
「暗闇は非常に柔らかいもので,人はその中に溶け入ってしまうよう
な感覚をもつときもあります。」
イサム・ノグチ
(Isamu Noguchi、、1904-1988)
「子ども心を失った者は、もはやアーティストではない」、
「役に立つものを作りたい」
>>イサム・ノグチを語る人達
勅使河原 宏 (映画監督・草月流三代目家元)
“自然が許してくれる過ち”――――牟礼の仕事場で、
イサムさんがふともらした一言が忘れられない。
三宅一生 (デザイナー)
彫刻作品のすばらしさはいうまでもないが、空間そのものが自然や
宇宙法則に感応する力をもっている。まるで無重力の空間を漂って
いるような錯覚にとらわれる。
丹下健三(建築家)
「イサムさんは、古代の弥生的な世界から禅や侘びの境地までを
自分のものにしていました」
磯崎新(建築家)
「自然石と向き合っていると、石が話をはじめるのですよ。その声
が聞こえたら、ちょっとだけ手助けしてあげるんです」という一言が、
思い返せばイサム・ノグチのすべてだった。
野口ミチオ(イサム・ノグチの弟)
兄貴はいつもこぼしていた。
「一番扱いにくい素材は空気なんだ」と。